被毛は一定の周期で、発育と脱毛を繰り返しています。
一般的には、春と秋に毛が抜け変わりますが、これを換毛期といいますが、実際には日々抜け変わっています。
換毛期は気温や日照時間に関係していて
- 冬から春にかけて、気温が高くなり始めると、新しい毛が生え始め、古い毛を脱毛させ春の抜け毛の季節が始まります。
- 春から夏にかけて生えてくる毛は、密度が少なく粗い夏毛に変わります。
- 夏から秋にかけて日照時間が短くなり、気温が下がり始めると、夏毛が抜けアンダーコートの発達した冬毛へと生え変わります。
- 冬はあまり毛が抜けず、体を守る防寒着の役目を果たします。
しかし、毛は日々生え変わっているので、抜けた毛が絡まってしまうと、その下の皮膚が蒸れたり、不潔になったりする事により細菌による感染を起こしやすくなります。
| 2007年12月19日 12:04 | コラム, 皮膚について |
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