皮膚は人間と同じく、表皮、真皮、皮下組織でできており、犬の皮膚は、人間の3分の1しかなく、猫はさらに薄くなっています。
人間の赤ちゃんよりもデリケート。
特に真皮は、皮膚や被毛を形成し、体の形状を維持する重要な役目をしています。
でも、悲しい事にペットのケアの製品は、人間用の化粧品の規格とは異なり、雑貨規格で成分表示は任意です。
都合と見栄えのいい成分だけの表示でもいいのです。
最近では、ペットフードの問題点も取り上げられています。
人間と同じ環境に過ごしているペットもあらゆるダメージを受け、アレルギーを持ったペット達も急増しています。
健康な体を維持する為には、バランスの取れた質の良い食事と、安心して使える、ケア製品で中と外からケアしてあげる事が必要です。
| 2007年12月19日 12:05 | コラム, 皮膚について | コメント&トラックバック(0) |
被毛は一定の周期で、発育と脱毛を繰り返しています。
一般的には、春と秋に毛が抜け変わりますが、これを換毛期といいますが、実際には日々抜け変わっています。
換毛期は気温や日照時間に関係していて
- 冬から春にかけて、気温が高くなり始めると、新しい毛が生え始め、古い毛を脱毛させ春の抜け毛の季節が始まります。
- 春から夏にかけて生えてくる毛は、密度が少なく粗い夏毛に変わります。
- 夏から秋にかけて日照時間が短くなり、気温が下がり始めると、夏毛が抜けアンダーコートの発達した冬毛へと生え変わります。
- 冬はあまり毛が抜けず、体を守る防寒着の役目を果たします。
しかし、毛は日々生え変わっているので、抜けた毛が絡まってしまうと、その下の皮膚が蒸れたり、不潔になったりする事により細菌による感染を起こしやすくなります。
| 2007年12月19日 12:04 | コラム, 皮膚について | コメント&トラックバック(0) |
毎日のブラッシングや定期的なグルーミングは、ペットとのコミュニケーションがとれる憩いのひとときです。
服や靴をはかないペットの体には、排気ガスや大気中の化学物質が付着し、アスファルトからはその残留物や様々なバイ菌が付着し、彼らはそれを舐めてしまいます。
それが体内へと蓄積されていくのです。
だからといって、靴を履かせたり、大好きな散歩をやめてしまう訳にはいきません。
楽しい散歩から帰ったら、くんくんと匂いをかぎまわった口の周りや、足を洗い、タオルで体を拭いてあげてください。
そして、被毛を優しく丁寧にブラッシングします。それにより
- 抜け毛や汚れを落として清潔にする事により、細菌の感染を予防できます。
- 被毛や皮膚の新陳代謝を高めます。
毛をさらさらにする事により、冬は毛の間に空気を溜めて保温し、夏は表面温度を下げる効果があります。
| 2007年12月19日 12:03 | コラム, 皮膚について | コメント&トラックバック(0) |
家でシャンプーするのは面倒という人もいると思いますが、お風呂でのコミュニケーションはとても大切です。
1~2週間に1度もしくは、匂いを感じたときに、しっかりとシャンプーしてあげましょう。
お湯の温度は、ペットの体温とほぼ同じ、犬なら38度くらいの温度が最適です。
冷た過ぎず、熱すぎないのがBestです。
シャンプーする事により、ノミやダニを防ぎ、皮膚と被毛を清潔にする事はもちろん、何よりも飼い主とペットとのスキンシップが信頼関係を増し、心身ともに健康を維持する事ができるのです。
普段ブラッシングだけでは見逃していた、皮膚をくまなくチェックする事ができるのです。
こんなに楽しい時間をトリマーさんに任せてしまうのは、とてももったいない事です。
| 2007年12月19日 12:02 | コラム, 皮膚について | コメント&トラックバック(0) |
グルーミングをしている時に、嫌~な思いをさせてしまうとペットはそれを覚えてしまい嫌がるようになってしまうので、ブラッシングや爪きりのときは、ペットを傷つけないように注意しましょう。
爪きりはいっぺんに切らないで少しずつ切り、血管を傷つけないようにとか、ブラッシングを嫌がるときは、少しずつ時間を置いて行ったり、ご褒美でごまかして、グルーミングは気持ちいい、ご褒美がもらえる、など楽しい事なんだと覚えさせる事が大切です。
| 2007年12月19日 12:01 | コラム, 皮膚について | コメント&トラックバック(0) |